超高度に『医デジ化』された社会の実現

小泉 憲裕
(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 准教授)

2018年12月19日水曜日

高校のひとつ上の先輩である川島実先生が地域医療の充実を訴えて奈良県知事選に出馬

川島実先生が県立高校再編計画の白紙撤回や地域医療の充実を訴えて奈良県知事選に出馬!!!!!!!との朗報を同期より教えていただきました。私にとっては高校のひとつ上の先輩でもあります。ぜひ当選して、奈良県の地域医療をさらに活性化していただきたい。大変勇気づけられます。ぜひ応援団になれればと期待しております!

先日、長野県の地域医療(訪問介護医療)の現場を北アルプス医療センターあづみ病院の千葉 裕先生のご厚意により一緒に帯同・見学させていただく機会をたまわり、地域医療の効率化がいかに切実な問題であるかを痛感しました。

これを踏まえて我々はぜひ、『高度医デジ化社会』の実現による地域医療の効率化支援を推進してゆければと期待しております。

Get the Me-DigIT ROLLING, ROLLING, AND ROLLING !!!

 元プロボクサーの医師、川島実氏が奈良県知事選出馬へ:
https://www.sankei.com/west/news/181218/wst1812180040-n1.html?fbclid=IwAR1rRbivNoevuOGK6z6gBOSTlCdqyqBy9ZgRMcpwWt9xcmMYD-Xgq-W2yF4

2018年12月14日金曜日

カケハシ・プロジェクト(米国への大学生派遣事業)

カケハシ・プロジェクト(米国への大学生派遣事業)で米国サンフランシスコの教育機関(George Washington Highschool・San Jose State University)、シリコンバレーの企業(LIQUID ROBOTICS)を訪問しました。

シリコンバレーのど真ん中でがんばっておられるベンチャー企業を目の当たりにして、、、やはり興奮しました、、、創業者のRoger Hine氏に起業のモチベーションをお聞きしたところ、

『(なぜ、そんなことを聞くんだ!?)知的好奇心から(にきまっているじゃないか!:意訳)。まずは地球や生物のことを知りたいという気持ち(知的好奇心)』こそが一番の動機 とおっしゃっておりました。 

そのあと付け加えるように、『あとは、すこしはお金も、、、(笑)

『数学の本質はまさに(知的好奇心に基づく)その発想の自由さにこそある!』とGeorg Cantorが言直(げんちょく)したように、人生においても研究においても何よりもまず、自分自身の知的好奇心に付き随(したが)うことこそが中長期的にみて内実がぎっしりと詰まった真実の人生につながってゆくように思われます、、、

そうしてそれを促(うなが)し、強力にバックアップする仕組みこそがシリコンバレーのイノベーション体質の源泉なのだと感ぜられました。我が国においてもマハティール首相の『Look East』政策のように、シリコンバレーのイノベーション体質を見習い、これを根付かせてゆく、言わば『Look Silicon Valley !!!!』の努力・心意気が必要かと思われます。




San Jose State Universityにおける訪問記念写真



LIQUID ROBOTICS社における訪問記念写真
LIQUID ROBOTICS社創業者のRoger Hine氏

2018年11月18日日曜日

ACCAS2018における研究成果発表、The Journal of Engineeringへの論文掲載

佐々木雄大さんらが14th Annual Asian Conference on Computer Aided Surgery(ACCAS2018, Xuhui Campus of Shanghai Jiao Tong University in Shanghai)において研究成果発表を行ないました。

Yudai Sasaki, Fumio Eura, Kento Kobayashi, Ryosuke Kondo, Kyohei Tomita, Yu Nishiyama, Hiroyuki Tsukihara, Naoki Matumoto and Norihiro Koizumi, Development of Compact Portable Ultrasound Robot for Home Healthcare, FR2-2, Proc. of 14th Annual Asian Conference on Computer Aided Surgery(ACCAS2018), 2018.

また本発表にともない、The Journal of Engineering(JoE)の"AI-Aided Diagnosis and Medical Robotics"の特集号(下記)に佐々木雄大さんらの論文が採択・掲載されました。これはACCAS2018で発表された52件の口頭発表および31件のポスター発表のうち、フルペーパー査読されたものの中からBest Papersを選抜、JoEへの投稿を推薦され、Peer Reviewのもと採択・掲載されるものです。今回は合計12件が採択・掲載されました。
 (参考)http://www.as-cas.org/accas2018/files/ACCAS2018CFP.pdf

Yudai Sasaki, Fumio Eura, Kento Kobayashi, Ryosuke Kondo, Kyohei Tomita, Yu Nishiyama, Hiroyuki Tsukihara, Naoki Matumoto and Norihiro Koizumi, Development of Compact Portable Ultrasound Robot for Home Healthcare, The Journal of Engineering(JoE), https://digital-library.theiet.org/content/journals/10.1049/joe.2018.9406, 2018.

発表風景

学会風景

2018年11月17日土曜日

第17回日本超音波治療研究会(JSTU2018)における研究成果発表および最優秀演題賞、学生研究奨励賞、ベストポスター賞受賞

第17回日本超音波治療研究会(JSTU2018、東海大学交友会館)において、冨田恭平さん、重成佑香さん、五十嵐立樹さんが下記の研究成果発表を行ない、一般演題の中から優秀な演題に対して贈られる、最優秀演題賞、学生研究奨励賞、ベストポスター賞をそれぞれ受賞いたしました。

小路 直大会長をはじめ、先生方、皆様方にはわれわれの研究プロジェクトをエンカレッジたまわり、感謝・感激まことにありがとうございます。本日たまわりました、数多くの貴重なご助言・ご指導・お力添えを今後の研究へと展開してゆければと期待しております。

会場の東海大学校友会館は霞が関ビルの最上階35階の富士の間で皇居、国会議事堂、首相官邸が、運がよければ富士山も一望できる素晴らしい眺望でした。

最優秀演題賞受賞
O2-6 非侵襲超音波診断・治療統合システムにおける深層学習を用いた患部追従手法の検証
○冨田恭平、小泉憲裕、重成佑香、五十嵐立樹、西山 悠、小路 直

学生研究奨励賞受賞
P-08 超楕円を用いた前立腺輪郭形状のパラメトリック同定法
○重成佑香、小泉憲裕、西山 悠、冨田恭平、五十嵐立樹、小路 直

ベストポスター賞受賞
P-09 Deep Neural Network を用いた前立腺多種画像統合の自動化に関する方法
○五十嵐立樹、小泉憲裕、西山 悠、冨田恭平、重成佑香、小路 直

電気通信大学 受賞・表彰のページ:
https://www.uec.ac.jp/news/prize/2018/20181121_1450.html

懇親会風景1


懇親会風景2

発表風景1
発表風景2
発表風景3

[1] 冨田恭平、小泉憲裕、重成佑香、五十嵐立樹、西山 悠、小路 直, 非侵襲超音波診断・治療統合システムにおける深層学習を用いた患部追従手法の検証, O2-6, 第17回日本超音波治療研究会(JSTU2018、東海大学交友会館), 2019.11.17.
[2] 重成佑香、小泉憲裕、西山 悠、冨田恭平、五十嵐立樹、小路 直, 超楕円を用いた前立腺輪郭形状のパラメトリック同定法, P-08, 第17回日本超音波治療研究会(JSTU2018、東海大学交友会館), 2019.11.17.
[3] 五十嵐立樹、小泉憲裕、西山 悠、冨田恭平、重成佑香、小路 直, Deep Neural Network を用いた前立腺多種画像統合の自動化に関する方法, O2-6, 第17回日本超音波治療研究会(JSTU2018、東海大学交友会館), 2019.11.17.

2018年11月4日日曜日

多摩地区合同コロキウムにおける研究紹介

八王子セミナーハウスで開催された多摩地区合同コロキウム(2018.11/3-4)に参加、研究室で取り組んでいる研究について屋台形式で紹介しました。同コロキウムは多摩地区の3大学(電気通信大学、東京農工大学、東京外国語大学)の研究室や団体が文理の垣根を越えて泊まり込みで異分野交流しようとするものです。

(参考)
研究室紹介パンフレット: PDF

多摩地区合同コロキウムの風景

2018年10月27日土曜日

日本超音波医学会第30回関東甲信越地方会学術集会における研究成果発表

日本超音波医学会第30回関東甲信越地方会学術集会(10月27-28日、都市センターホテル)において、われわれ小泉研究室より近藤 亮祐さん、佐々木 雄大さん、今泉 飛翔さん、大塚 研秀さんが研究成果発表を行ないました。

座長の森 秀明先生(杏林大学)、千葉 裕先生(北アルプス医療センター あずみ病院)、紺野 啓先生(自治医大)、平田慎之介先生(東工大)はじめ、われわれの研究に対して貴重なご助言・ご指導・お力添えをたまわり、感謝・感激まことにありがとうございます。

特に千葉 裕先生(北アルプス医療センター あずみ病院)からは、地域医療・在宅医療における小型超音波診断ロボットの導入の意義・可能性について現場からの大変貴重なご助言・コメントを賜りました。

また、紺野 啓先生(自治医大)からは、音響エイリアス発生原因を同定するための音響陰影部抽出という新しい研究テーマの可能性についての示唆を賜りました。この場をお借りしてお礼もうしあげます。

超高度に『医デジ化』された社会 (Highly Ultra Me-DigIT Society) の実現にむけて、、、

医デジ化(Me-DigIT)・イノベーション・プラットフォーム(MIP)の形成を加速してゆければと期待しております!


[1] ○近藤 亮祐,小泉 憲裕,西山 悠,松本 直樹,小川 眞広,沼田 和司, 深層学習を用いた2次元超音波ガイド下3次元腫瘍追跡法に関する研究,新3, 日本超音波医学会第30回関東甲信越地方会学術集会, 2018.10.27.

[2] ○佐々木 雄大,江浦 史生,小林 賢人,近藤 亮祐,冨田 恭平,西山 悠,月原 弘之,松本 直樹,小泉 憲裕, 臓器を追従する小型超音波診断ロボットの開発,新4, 日本超音波医学会第30回関東甲信越地方会学術集会, 2018.10.27.

[3] ○今泉 飛翔,小泉 憲裕,近藤 亮祐,西山 悠,高橋 利実,松本 直樹,小川 眞広, 筋層の厚さ測定のための機械学習を用いた筋膜の検出, 基7, 日本超音波医学会第30回関東甲信越地方会学術集会, 2018.10.27.

[4] ○大塚 研秀,小泉 憲裕,細井 泉澄,月原 弘之,西山 悠, 超音波画像における臓器合成モデル構築のため音響陰影抽出手法, 基8, 日本超音波医学会第30回関東甲信越地方会学術集会, 2018.10.27.

発表風景その1

発表風景その2
発表風景その3

発表風景その4


2018年9月28日金曜日

一橋大学医療政策・経済研究センター(HIAS Health)のビッグデータ勉強会における講演

一橋大学医療政策・経済研究センター(HIAS Health)のビッグデータの勉強会にお招きたまわり、講演を行ないました。当日は、森淳子先生はじめ、HIAS Health 佐藤センター長らに貴重なご助言・ご指導・お力添えをたまわり、感謝・感激まことにありがとうございます。

医療・バイオはあたらしいデジタルだ-医デジ化による超高精度な超音波診断・治療の実現-」と題しまして、医療・福祉ロボティクス・メカトロニクス分野において、医療技能の技術化・デジタル化(医デジ化)により医療システムを高度化・最適化するためのロボット技術について概説いたしました。

具体的に超音波診断・治療支援システムを例として取りあげ、医療・バイオロボット機構・制御・画像処理・アルゴリズムの分野を開拓し、医療従事者が、だれでも・いつでも・どこでも高精度の画像診断が行えるシステムの開発・社会実装を目指すための方法論についてご紹介・ディスカッションいたしました。

一橋大学医療政策・経済研究センター(HIAS Health)のビッグデータ勉強会のサイト:
http://health-economics.hias.hit-u.ac.jp/news/20180928_bigdata/

医療・バイオはあたらしいデジタルだ-医デジ化による超高精度な超音波診断・治療の実現-, ビッグデータ勉強会, 2018.9.28,一橋大学 HIAS Health.

2018年9月12日水曜日

日本機械学会2018年度年次大会における研究成果発表

日本機械学会2018年度年次大会(関西大学 千里山キャンパス)において江浦史生さんらが研究成果発表を行いました。

江浦史生,佐々木雄大,相澤理佳,近藤亮祐,冨田恭平,小泉憲裕,患部追従超音波プローブを用いた次世代型生体画像モニタリング装置の開発(第2報), J2410103, 日本機械学会2018年度年次大会, 2018.9.12, 関西大学 千里山キャンパス.

2018年9月6日木曜日

第36回日本ロボット学会 学術講演会における研究成果発表

第36回日本ロボット学会 学術講演会(中部大学春日井キャンパス, 愛知県春日井市)において佐々木雄大さんが研究成果発表を行いました。

佐々木雄大, 江浦史生, 小林賢人, 近藤亮祐, 冨田恭平, 西山 悠, 小泉憲裕, 月原弘之, 松本直樹, 在宅での診断に向けた持ち運び可能な小型ロボットの開発, 2B2-04, 第36回日本ロボット学会 学術講演会, 2018.09.06, 中部大学春日井キャンパス(愛知県春日井市).

2018年9月3日月曜日

北京理工大学での講演

電気通信大学と北京理工大学の研究・教育連携協定・活動の一貫で、横井浩史先生(電通大および北京理工大の教授)にお招きいただき北京理工大学智能机器人与系统高精尖创新中心」(BAICIRS:Beijing Advanced Innovation Center for Intelligent Robots and Systems) で講演、われわれの一連の医デジ化研究プロジェクトを紹介する機会をたまわりました。
北京理工大学の先生方、学生さん達からは、多くの有益なご質問・ご助言・コメントをたまわりました。感謝・感激まことにありがとうございます。
Q&Aでは、いかにして、実用・製品化して医療現場や家庭での使用と結びつけるべきか!?『超高度医デジ化社会(Highly Ultra Me-DigIT Society)』の実現にむけてクリアすべき課題はなにか?
既存のシステム・MRIやCTといった画像診断モダリティと超音波との差別化あるいは融合をどう進めてゆくべきか?というところに多くの質問・コメントが集中しました。
いただきました、貴重なご助言・ご指導・お力添えを今後の研究・教育活動へと展開してゆければと期待しておりますので、ひきつづきどうぞよろしくお願いもうしあげます。
Norihiro Koizumi, Medical and Bio are New DigITals, Room 506, Building No.6 of Science Park, Beijing Institute of Technology(北京理工大学), 2018.09.03.

北京理工大学での講演風景

2018年8月30日木曜日

イノベーションジャパン2018への出展

イノベーション・ジャパンでは多くの皆様方にわれわれ小泉研究室のブースまでお越しいただき、感謝・感激まことにありがとうございます(合計50枚以上のお名刺をたまわり、今後の連携にむけたミーティングも複数設定していただきました!)。研究室学生による研究開発内容のプレゼンテーションに加えまして、今年度から新たに開始した実機(MeBio)のデモも好評でした!
いただきました、ご助言・ご指導・お力添えを今後の研究に生かしてゆければと期待しております。引き続き大変お世話になりますが、ご助言・ご指導・お力添えをたまわりますよう、どうぞよろしくお願いもうしあげます。また、出展にご協力頂いた、電通大産学連携センターの今田様、西田様、千野先生、久野先生、先生方、皆様、連携先の鯖江市の皆さん、仮面女子のみなさん、NTTビズリンクの皆様、そして精力的に研開発究紹介や実機(MeBio)のデモをしていただきました研究室の学生の皆様にこの場をお借りしてお礼もうしあげます。
特に、日刊工業新聞の小寺貴之記者には、イノベーション・ジャパンの初日にあわせて、小型超音波診察ロボ(MeBio)に関する記事を配信していただき、感謝・感激まことにありがとうございます。本記事はさっそく50件以上もFACEBOOK上でシェアされており、その反響の大きさに驚きました。
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00486598
またスポニチ様には、電通大とコラボレーション中の仮面女子さんがわれわれ電気通信大学の各研究室の出展ブースにご訪問されたことを取り上げていただきました!感謝・感激まことにありがとうございます。本記事はYahooトピックスにも掲載されたようです。
https://www.sponichi.co.jp/…/…/20180830s00041000174000c.html

当日配布資料

技術概要:
われわれは人工知能およびロボット技術を医療・バイオ分野に展開し、医療専門家の技能を世界観を含めてデジタルに再現する言わば、『医デジ化』を提唱、このためのコア技術の開発を推進してきた。本展示ではそのプラットフォームとしての超音波生体モニタリング装置について最新の開発状況について報告する。本装置は、超音波診断装置に付加するだけで、①拍動・呼吸・姿勢の変化による生体内部の臓器,血管,腫瘍等の体動を1mmという超高精度で補償し、②画像上での生体モニタリングを行ない、③超音波画像上の変化を経時的にモニタリングして異常を検知した場合には医療従事者に対して知らせようとするものである。

出展風景

2018年8月22日水曜日

National Taipei Universityの学生による小泉研究室訪問

National Taipei Universityの学生さんにわれわれの研究成果についてご紹介する機会をたまわりました。田中一男先生にはこのような機会をたまわり、感謝・感激、厚く御礼もうしあげます。

National Taipei Universityの学生による小泉研究室訪問風景その1

National Taipei Universityの学生による小泉研究室訪問風景その2

2018年7月15日日曜日

オープンキャンパスでの小泉研究室ご訪問御礼

電通大オープンキャンパスでは高校の先生方、高校生・受験生の皆さん、電通大生・大学関係者の皆さん、電通大・研究室OBの皆さんはじめ、およそ90名もの先生方、みなさま方にわれわれ小泉研究室をご訪問たまわり、われわれの一連の『医デジ化』研究プロジェクトについてご紹介する機会をたまわることができ、感謝・感激まことにありがとうございました!!!!

研究紹介ではわれわれの研究成果発表に対しての数多くの有益なご助言・コメントをたまわりました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

特にアドミッションセンターの三宅貴也先生には高校の先生方の研究室見学ツアーにわれわれの研究室を組み込んでいただき、感謝・感激まことにありがとうございます!!!!

高校の先生方からは、『医デジ化社会を実現するにあたっての障壁は?』などわれわれの研究プロジェクトに関することのみならず、『(研究紹介をしていた学生に対して)いつごろから所属したい研究室や行ないたい研究分野・テーマを考えていたのか?』、『大学での研究・教育はどうあるべきか?』など学生の視点を踏まえた活発なご質疑・ご討論をたまわり、その真剣なご姿勢に敬服・感謝・感激でした。

いただきました有益なご助言はぜひ今後のわれわれの研究・教育活動へと展開してゆければと期待しております。

Get the Me-DigIT ROLLING, ROLLING, and ROLLING!!!人工知能・ロボット技術の展開により医療・バイオがデジタルに再現・再構築された言わば、高度に『医デジ化』された社会の実現にむけて、、、『医デジ化』のさらなる加速・推進!!!!がんばります!!!!

引き続き大変お世話になりますが、ご助言・ご指導・お力添えをたまわりますよう、どうぞよろしくお願いもうしあげます。

II類研究室紹介のページ:
 http://www.c2.uec.ac.jp/%e7%a0%94%e7%a9%b6%e5%ae%a4%e7%b4%b9%e4%bb%8b/%e5%b0%8f%e6%b3%89%e7%a0%94%e7%a9%b6%e5%ae%a4-2018%e5%b9%b4%e7%ac%ac2%e5%9b%9e%e3%82%aa%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%b3%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%91%e3%82%b9

電通大オープンキャンパスにおける研究紹介風景

 電通大オープンキャンパス風景

2018年6月29日金曜日

Ubiquitous Robots (UR) 2018における研究成果発表

15th International Conference on Ubiquitous Robots (UR2018, Hawaii Convention Center, Hawaii, USA)において近藤亮祐さん、今泉 飛翔さん、大塚 研秀さん、重成 佑香さんが研究成果発表を行いました。また夕食バンケットでご一緒した元同僚のDeukhee Lee先生(KIST)、Joonho Seo 先生(KIMM)らとはわれわれのプロジェクトの国際連携についての打ち合わせで話がはずみました。

われわれの研究成果発表に対して期間中には多くの有益なご助言・コメントをたまわりました。ぜひ今後の研究へと活かして行ければと期待しております。

Get the Me-DigIT ROLLING, ROLLING, and ROLLING!!!人工知能・ロボット技術の展開により医療がデジタルに再現・再構築された言わば、高度に『医デジ化』された社会の実現にむけて、、、『医デジ化』推進!!!!がんばります!!!!

引き続き大変お世話になりますが、ご助言・ご指導・お力添えをたまわりますよう、どうぞよろしくお願いもうしあげます。

[1] Tsubasa Imaizumi, Norihiro Koizumi, Ryosuke Kondo, Yu Nishiyama, Naoki Matsumoto, Automatic Fascia Extraction and Classification for Measurement of Muscle Layer Thickness, Proc. of 2018 15th International Conference on Ubiquitous Robots (UR2018), ThD1.1, Hawaii Convention Center, Hawai'i, USA, June 27-30, 2018.

[2] Yuka Shigenari, Norihiro Koizumi, Kyohei Tomita, Yu Nishiyama, Sunao Shoji, Method for Shape Extraction and Modeling of Prostate Contours by Using Sperellipses, Proc. of 2018 15th International Conference on Ubiquitous Robots (UR2018), ThC1.4, Hawaii Convention Center, Hawai'i, USA, June 27-30, 2018.

[3] Akihide Otsuka, Norihiro Koizumi, Izumu Hosoi, Hiroyuki Tsukihara, Yu Nishiyama, Method for Extracting Acoustic Shadows to Construct an Organ Composite Model in Ultrasound Images, Proc. of 2018 15th International Conference on,  Ubiquitous Robots (UR2018), ThG1.2, Hawaii Convention Center, Hawai'i, USA, June 27-30, 2018.

[4] Ryosuke Kondo, Norihiro Koizumi, Yu Nishiyama, Naoki Matsumoto and Kazushi Numata, Out-of-Plane Motion Detection System Using Convolutional Neural Network for US-guided Radiofrequency Ablation Therapy, ThD1.1, Proc. of 2018 15th International Conference on Ubiquitous Robots (UR2018), ThG1.4, Hawaii Convention Center, Hawai'i, USA, June 27-30, 2018.







2018年6月24日日曜日

平成30年度埼玉県新技術・製品化開発費補助金に課題採択

平成30年度埼玉県新技術・製品化開発費補助金に課題が採択されました。

平成30年度埼玉県新技術・製品化開発費補助金, 非侵襲の超音波診断・治療を支援するベッド型ロボットの開発, 代表機関:(株)大林製作所, 共同機関:ニイガタ(株), 電気通信大学, 横浜市立大学, 東京大学

平成30年度埼玉県新技術・製品化開発費補助金助成先一覧:
https://www.saitama-leading-edge-project.jp/news/archives/233

Get the Me-DigIT ROLLING, ROLLING, and ROLLING!!!人工知能・ロボット技術の展開により医療がデジタルに再現・再構築された言わば、高度に『医デジ化』された社会の実現にむけて、、、『医デジ化』推進!!!!がんばります!!!!

ひきつづき、ご助言・ご指導・お力添えをたまわりますよう、どうぞよろしくお願いもうしあげます!

2018年6月19日火曜日

平成30年度産学連携DAY

平成30年度産学連携DAYで研究室を公開します(東4号館6階625室,13時から17時15分まで)

https://www.uec.ac.jp/research/alliance-activity/r-day/

研究室ツアー:
(4)医療・ヘルスケア
a. 小泉(憲)研:医デジ化(Me-DigIT)、超音波診断、患部(病巣)追従
b. 水戸研:人間情報学、生理機能評価、感性情報
c. 小池研:手術ナビゲーションシステム、感覚器機能解明、バーチャル手術

2018年6月18日月曜日

三菱財団自然科学研究助成に課題採択

第49回(平成30年度)三菱財団自然科学研究助成に下記の課題が採択されました。

第49回(平成30年度)三菱財団自然科学研究助成, 痛みの発生機序の神経化学的解明及びこれに基づく変形性関節症・脊椎症の革新的強力集束超音波治療法の実現、研究代表者:牛田享宏, 研究分担者:葭仲 潔, 池内昌彦, 川﨑元敬, 小泉憲裕

第49回(平成30年度)三菱財団自然科学研究助成 助成先一覧:
http://www.mitsubishi-zaidan.jp/support/list/h30-natural.pdf

ひきつづき、ご助言・ご指導・お力添えをたまわりますよう、どうぞよろしくお願いもうしあげます!

変形性関節症・脊椎症(以下OA)の痛みは、画像上の関節症性変化と必ずしも相関しないことが痛みの治療を複雑かつ困難なものにしています。これは画像上の変化には現れない神経成長因子、神経栄養因子、ならびに神経ペプチド等も痛みの発生機序に大きく関与するためです。このため、外科的な治療のみでは痛みが満足に緩和しない場合も多くなります。

上記を踏まえて本研究課題ではまず、痛みの発生機序を神経化学的に解明を目指します。つぎにこれに基づいて高精度な集束超音波を痛みの発症維持に大きく関わっている侵害受容器に高精度照射することで痛みのコントロールを行い、たとえ関節変形があっても痛みの悪循環に陥っていない病態に戻すことができる画期的なOA治療法を実現できればと期待しております。

本研究は国民病ともいうべきOAによって著しく低下した歩行を初めとする高齢者の運動機能を大きく改善することが期待できるため、ロコモティブ・シンドロームの予防・治療にも大きく資するものです。

Get the Me-DigIT ROLLING, ROLLING, and ROLLING!!!人工知能・ロボット技術の展開により医療がデジタルに再現・再構築された言わば、高度に『医デジ化』された社会の実現にむけて、、、『医デジ化』推進!!!!がんばります!!!!

(参考文献)
 http://blsc-uec.net/wpblsc/wp-content/uploads/KawasakiForHP-BLSCseminar.pdf

2018年6月4日月曜日

ROBOMECH2018における発表

ROBOMECH2018において下記3件の研究成果発表を行いました。多くの方にご来場たまわり、貴重なご助言・ご指導・お力添えをたまわりをたまわり、感謝感激まことにありがとうございます。

[1] 今泉 飛翔, 小泉 憲裕(電気通信大学), 西山 悠(電気通信大学), 近藤 亮祐, 筋層の厚さ測定を目的とする筋膜の自動判別・分類手法: Automatic fascia extraction and classification for measurement of muscle layer thickness, 1A1-F05, ROBOMECH2018, 北九州国際コンベンションゾーン, 2018.6.4.

[2]  大塚研秀, 小泉憲裕, 細井泉澄, 西山 悠, 月原弘之, 超音波画像における臓器合成モデル構築のための音響陰影抽出法: Method for Extracting Acoustic Shadows to Construct an Organ Composite Model in Ultrasound Images,  1A1-F06, ROBOMECH2018, 北九州国際コンベンションゾーン, 2018.6.4.

[3] 重成佑香, 小泉 憲裕, 西山 悠, 小路 直, 超楕円を用いた前立腺輪郭の形状抽出・ モデリング手法に関する研究: Method for Shape Extraction and Modeling of Prostate Contours by Using Superellipses, 1A1-G01, ROBOMECH2018, 北九州国際コンベンションゾーン, 2018.6.4.

2018年6月2日土曜日

電気通信大学オープンラボにおける小泉研究室への来場御礼

本日は電気通信大学オープンラボにおいて小泉研究室へご来訪たまわり、われわれの研究をご紹介する機会をたまわり、感謝感激まことにありがとうございます。昨年の3倍以上のご来訪に研究室一同、感謝感激もうしあげます。

引き続き大変お世話になりますが、小泉研究室にご助言・ご指導・お力添えをたまわりますよう、どうぞよろしくお願いもうしあげます。

2018年3月31日土曜日

JJMUへの論文掲載

Jpn J Med Ultrasonics (JJMU)誌に超音波医学分野におけるわれわれの医療のデジタル化(医デジ化)プロジェクトについて、これまでの取組みをまとめた下記の論文が掲載されました。本論文をまとめるにあたっては、非常に多くの方々にご助言・ご指導・ご協力をたまわりました。この場をお借りして、深く深く、深謝もうしあげます。

[1] 小泉憲裕, 徐 俊浩, 李 得熙, 栢菅 篤, 近藤亮祐, 冨田恭平, 細井泉澄, 西山 悠, 月原 弘之, 宮嵜 英世, 福田浩之, 沼田 和司, 葭仲 潔, 東 隆, 杉田直彦, 本間之夫, 松本洋一郎, 光石 衛 , "医療・バイオは新しいデジタルだ-医デジ化による超高精度な超音波診断・治療の実現-," 特集:超音波診断・治療支援システム開発の最先端, Jpn J Med Ultrasonics, Vol.45, No.2, pp.173-182 (DOI: 10.3179/jjmu.JJMU.R.125 ), 2018. PDF

概要:
医学および生物学に数理,情報,制御,人工知能,ロボット技術など,さまざまな理工学技術の交差点にはきわめて大きな可能性が秘められているのではないかという期待は日々急速に高まり,膨らみ続けている.ビル・ゲイツは『もしいま自分が学生ならバイオを学ぶ』といい,ニコラス・ネグロポンテは『Bio is new Digitals.』とバイオとIT 技術の融合により生物学が再構築されることをきわめて明快なフレーズで予測・表現している.ここでいうバイオとはbiotechnology を含めた広い範囲でのバイオを対象とするものとする.本報では,前記の医療・バイオのデジタル化(医デジ化)のうち,特に超音波医学分野におけるデジタル化およびこのためのコア基盤技術を取り上げ,その現状を概観するとともに将来への期待も含めて議論する.

Abstract:
The expectation that intersections of various science and engineering technologies such as mathematics, information, control, artificial intelligence, and robot technology with medicine and biology have enormous potential is rapidly growing day by day. Bill Gates said, “If I were a student, I would learn biology,” and Nicolas Negroponte said, “Bio is new digitals.” It is a very clear phrase that predicts that biology will be reconstructed by the fusion of bio and IT technology. Here, the meaning of bio is intended to cover a wide range of bio including biotechnology. In this paper, we review medical digitization( Me-DigIT) in the field of medical ultrasound and core technologies for Me-DigIT.

2018年3月19日月曜日

栃木高校におけるSSH学問探究講義

「大学の専門的講義を受けることで、学問への探究心を深めるとともに、進路意識を醸成し、学習意欲を向上させる」という目的のもとに開講される栃木高校の「SSH学問探究講義」において、『医療・バイオはあたらしいデジタルだ-医デジ化による超高精度な診断・治療の実現-』をテーマに出張講義を行ないました。栃木高校では、『科学的手法を身につけた有為な人材を育成する教育プログラムの開発』を研究開発課題としてSSH事業に採択されています。

フレッシュで聡明な学生の皆様方を目の前にして、自分自身の起点・原点を今一度思い起こすことができ、とっても有意義で素敵な時間を過ごすことができました。学生の皆様方には事前課題や講義中の問いかけにもしっかりと答えておられて、大変心強く感じました。このような機会を与えていただき、いろいろとお世話になりました進路指導部長の加藤達也先生はじめ、栃木高校の関係者の皆様方に深謝もうしあげます。

学生の皆様方が

1.自分自身にとっての人生の最終目的地(人生における独自の北極星や富士山の頂上!)をなんとしてもみずから見出してできうる限り明確に将来ビジョンとして描き、

2.そこへと至るロードマップやマイルストーンをバックキャストして具体的に策定し、自分自身に固有の人生の本質(バックボーン)に肉薄、しっかりと捉え、これを辿(たど)りながら、

3.あらん限りのパワーフォーカスをそこに加えて力強く骨太に、自分自身にとっての真に実のあるかけがえのない人生を歩まれんこと

を心より強く願っております。そして上記の実現のためには、why?とhow?をしっかり主張できることが求められます。

[1] 小泉憲裕, 医療・バイオはあたらしいデジタルだ-医デジ化による超高精度な診断・治療の実現-, SSH学問探究講義, 文部科学省SSH事業採択課題『科学的手法を身につけた有為な人材を育成する教育プログラムの開発』, 栃木高校, 2018.3.19.

講義風景

2018年3月7日水曜日

健康福祉×IoTセミナーにおける講演

健康福祉×IoTセミナー(東京都中小企業振興公社多摩支社主催)におきまして、『医デジ化による超高精度な診断・治療の研究事例と産業界への期待』をテーマに講演を行ないました。当日は産・官・学の多方面からの大変貴重なご助言・ご指導をたまわり、感謝・感激まことにありがとうございます。特に、主催者の芳賀啓一様、畠野あゆみ様には当日の発表にあたって大変お世話になりまして、まことにありがとうございます。

[1] 小泉憲裕, 医デジ化による超高精度な診断・治療の研究事例と産業界への期待, 健康福祉×IoTセミナー(東京都中小企業振興公社多摩支社主催)2018.3.7., 東京都中小企業振興公社多摩支社.

東京都中小企業振興公社多摩支社のご指導・ご支援のもと、ぜひ産官学を巻き込んだネットワーク型の医デジ化(Me-DigIT)・イノベーション・プラットフォーム(MIP)の形成を図り、医デジ化によるイノベーションを推進、医療診断・治療支援システムの実用製品化をさらに加速してゆければと期待しております!

引き続き大変お世話になりますが、ご助言・ご指導・御力添えをたまわりますよう、どうぞよろしくお願いもうしあげます。

健康福祉×IoTセミナー(東京都中小企業振興公社多摩支社主催):
http://www.tokyo-kosha.or.jp/topics/1801/documents/0015_print.pdf
https://www.technology-tama.jp/blog/10375

昨今、あらゆるモノがインターネットに繋がるIoTの活用が、様々な分野で進んでいます。今回のセミナーでは、健康福祉(医療)分野とIoTに関して、産学官それぞれの立場から成果事例や今後の課題についてご講演いただき、健康福祉×IoTを切り口とした新規ビジネス参入の可能性に迫ります。

広域多摩イノベーションプラットフォームとは
【事業の概要】
(公財)東京都中小企業振興公社多摩支社において、中小企業を中心とし、大手企業、大学、試験研究機関等を巻き込んだネットワーク形成およびマッチング支援を行います。また、開発ニーズと技術提案が常時出会う環境をつくり、事業化までの継続的な支援を行い、成長産業分野(環境・健康福祉・危機管理)での企業間連携やビジネスチャンスへの拡大を図り、多摩地域の更なるイノベーションを促進していきます。




講演風景その1

講演風景その2

2018年3月2日金曜日

川﨑元敬先生による体表を傷つけない、画期的な強力集束超音波疼痛緩和治療についてのご講演

電気通信大学脳科学ライフサポート研究センターセミナーにおいて高知大学医学部附属病院の川﨑元敬先生に電通大にお越しいただいて、ご講演たまわりました。体表を傷つけない、画期的な強力集束超音波疼痛緩和治療の最新の成果についてご講演たまわり、大変勉強になり、質疑応答も白熱しました!!

共同研究におきましても引き続き大変お世話になりますが、ご助言・ご指導・御力添えをたまわりますよう、どうぞよろしくお願いもうしあげます。

電気通信大学脳科学ライフサポート研究センターセミナー:
http://blsc-uec.net/seminar/

川﨑元敬先生のご講演内容:
痛みの緩和は、いずれの骨関節疾患においても対処すべき重要な課題です。なかでも、長引く痛みである慢性痛は心身に影響を及ぼし、患者の活動性や生活の質を低下させます。

このような痛みに対してさまざまな治療が実施されますが、できるだけ身体的負担が少なく効果的な治療法が理想的です。今回紹介する集束超音波治療は、体表に侵襲を与えることなく、多数の強力超音波を体内で集束させて熱による蛋白変性を利用し標的部位を治療します。

これをMR画像の誘導により、安全にピンポイントの疼痛緩和治療が達成できます。この治療効果を生かして、痛みを伴う骨転移、慢性の腰痛や膝痛に対する治療を実施してきましたので、その成果と今後の課題について発表いたします。

ご講演資料:
http://blsc-uec.net/wpblsc/wp-content/uploads/KawasakiForHP-BLSCseminar.pdf

川﨑元敬先生のご講演風景 その1

川﨑元敬先生のご講演風景 その2

川﨑元敬先生のご講演風景 その3

2018年2月24日土曜日

ヘルシィエイジング学会における講演

『ロボットを使った超音波診断・治療システムの開発と医デジ化(Me-DigIT)の推進』をテーマに第 10 回 へルシィエイジング学会学術集会で講演する機会をたまわりました。他の先生方、皆さま方のご講演からAI、IoT技術の医療・ヘルスケア展開について新しい風を感じました。マイコプラズマウイルスが多くの難病と関連する可能性があることも大きな驚きでした。フロアの先生方、皆さまから多くのご助言・ご指導・お力添えをたまわり感謝感激まことにありがとうございます!!!!

[1] 小泉憲裕, ロボットを使った超音波診断・治療システムの開発と医デジ化(Me-DigIT)の推進, 第 10 回 へルシィエイジング学会学術集会, 2018.2.24., 持田製薬ルークホール , 東京.

2018年2月6日火曜日

先端融合領域イノベーション創出拠点形成プログラム最終『S』評価

10年間にわたる先端融合領域イノベーション創出拠点形成プログラムの最終評価の結果が2月6日発表となり、システム疾患生命科学による先端医療技術開発拠点(門脇 孝拠点長)が『S』評価を受けましたので、ご報告もうしあげます。

特に、イノベーションの項目評価は『S』で、そのなかにわれわれの『簡便かつ精確な内臓脂肪測定装置の製品開発』の取組みも主要な成果のひとつとして含まれております。

この場をお借りして、門脇 孝拠点長、佐久間一郎副拠点長、 窪田直人先生、廖 洪恩先生、月原弘之先生、浅野岳晴先生、湯橋一仁先生、三竹 毅先生、射谷和徳様、藤原洋子様はじめ先生方、皆様方のご助言・ご指導・御力添えに改めて深く深く深謝もうしあげます。

評価結果:
http://www.jst.go.jp/shincho/sentanyugo/program/post.html
http://www.jst.go.jp/shincho/sentanyugo/program/interim/post/h29/200712502016er.pdf

イノベーション創出:
医療コスト削減という社会課題を強く意識し、未病段階を含めた早期診断に注目し医療費低減を掲げた研究を推進した点が評価できる。医工連携・産学及び企業間の協働を推進し、超音波による非侵襲の内臓脂肪測定診断装置の開発、アディポネクチン(糖尿病診断マーカ)測定系の開発、脂質異常症治療薬の創薬最終段階への貢献等の将来的に大きな社会的・経済的インパクトが期待できる具体的成果が認められ高く評価できる。

超音波を用いた内臓脂肪面積計測の開発:
http://www.hitachi.co.jp/products/healthcare/products-support/contents/medix/pdf/vol65/p10-13.pdf

2018年2月5日月曜日

福井県鯖江市役所、商工会議所、(株)シャルマンを訪問

電気通信大学、鯖江商工会議所、鯖江市の連携協定の一環で、福井県『めがねのまち』鯖江市役所、商工会議所、(株)シャルマンを訪問、われわれの一連の研究をアピールする機会をたまわりました!!

「昭和56年豪雪」以来という記録的な大雪(一日の積雪60センチ!!)・大寒波のなか、牧野百男市長、黒田一郎会頭はじめ、市役所のみな様、商工会議所のみな様、シャルマンのみな様には、われわれの医デジ化(Me-DigIT)研究プロジェクトに対して大いなるご興味・ご関心をたまわり、ディスカッションも沸騰、心身あたたまるご歓迎にも感謝・感激・雨あられ雹でした!!!!

ぜひ、鯖江商工会議所、鯖江市、シャルマン、電気通信大学をつなげて医デジ化によるイノベーションをさらに推進してゆければと期待しております!!!!

牧野百男市長と記念撮影

黒田一郎会頭と記念撮影


2018年1月29日月曜日

『人工知能と社会: 2025年の未来予想 』がオーム社より2月15日にいよいよ発刊!!!!

オーム社より、人工知能に関する書籍『人工知能と社会: 2025年の未来予想 』が2月15日に発刊されます。もし未来の本質を(時間・空間・人-物間上で)正確にとらえ、これを見通す眼(世界観)があるとしたら、国や企業のみならず、ひとりひとりの成長戦略を策定するうえでも間違いなく大きな力となってくれます。

これを踏まえて第3章では、『IoTとは 時間・空間・人 ‒ 物間をつなげる ことの効果とインパクト』と題してIoTを軸に人工知能・ロボット技術についての2025年の近未来の社会が果たしてどうなっているのか、どうあるべきなのかを議論します。

具体的にIoTによって時間、空間、人ー物間をつなげることの効果と社会的インパクトやIoT、人工知能、ロボットを総合的に利活用するためのモノの観方や考え方、方法論などなどについてわれわれのこれまでの研究にもとづいた独自の視点や見解を交えて議論を展開します!!

本書を執筆するにあたり、栗原先生、内閣府の桑原企画官はじめ、多くの先生方、友人、小泉研究室ファミリー、皆さま方の大変有益なご助言・ご指導・お力添えを数多くたまわりましたことをこの場をお借りして深く深く、深謝もうしあげます。

[1] 栗原 聡,‎ 長井 隆行,‎ 小泉 憲裕,‎ 内海 彰,‎ 坂本 真樹,‎ 久野美和子,人工知能と社会: 2025年の未来予想, オーム社, ISBN-13: 978-4274221811, 2018.2.15.

Amazonの予約サイト:
https://www.amazon.co.jp/人工知能と社会-2025年の未来予想-AIX-人工知能先端研究センター/dp/4274221814/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1517202428&sr=8-1&keywords=人工知能と社会