超高度に『医デジ化』された社会の実現

小泉 憲裕
(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 教授)

2017年10月28日土曜日

第16回日本超音波治療研究会における研究成果発表

第16回日本超音波治療研究会(10月28-29日、北海道大学)において下記2件の研究成果発表を行ないました。座長の梅村晉一郎先生はじめ、内田豊昭先生、古澤秀実先生、木下 先生ら、日本の超音波治療のパイオニアの先生方から貴重なご助言・ご指導・ご激励をたまわり、深謝申し上げます。

木下先生とは高校3年時の予備校の数学のクラスが一緒の同級生で、24年ぶりの再会に感謝・感激でした!また、医学の立場から工学と医学を結びつけるご研究をされており、その努力と成果に感服いたしました。また、われわれにとって貴重なご助言・ご指導をたまわりました。

今後の研究に活かしてゆければと期待しております。次回の第17回日本超音波治療研究会(霞が関ビルディング35F、大会長 小路 直先生)におきましても、さらに発展した内容をご報告できればと期待しております。引き続き大変お世話になりますが、ご助言・ご指導・お力添えをたまわりますよう、どうぞよろしくお願いもうしあげます。

[1] 小泉憲裕, 栢菅 篤, 細井泉澄, 冨田恭平, 近藤亮祐, 西山 悠, 月原弘之, 福田浩之, 葭中 潔, 東 隆, 宮嵜英世, 小路 直, 沼田和司, 松本洋一郎, 光石 衛, 超音波治療モニタリングを支援する医デジ化コア基盤技術, S-3.

[2] 南場寛文, 川﨑元敬, 村松脩大, 池内昌彦, 大迫洋司, 小泉憲裕, 葭仲 潔, 強力集束超音波による骨膜の神経に及ぼす影響, P-5.



北海道大学大学大学院獣医学研究院 講堂前で次期大会長の小路 直先生らと記念写真

2017年10月17日火曜日

CBS2017における成果発表

2017 IEEE International Conference on Cyborg and Bionic Systems (CBS 2017), Beijing, Chinaにおいて成果発表をおこないました。サイボーグおよび生体システムに関する第1回の国際会議で、ポータブルな体動補償機能つき超音波診断装置の実用製品化プロジェクトに関する下記の研究成果発表をおこない、金子真先生(大阪大学)やGastone Ciuti先生らから大変有益なご助言および激励のコメントをたまわり、感謝・感激まことにありがとうございます。次回のCBS 2017(深圳、中国)においてもぜひ、さらに発展した内容をご報告できればと期待しております。

[1] Fumio Eura, Rika Aizawa, Ryosuke Kondo, Kyohei Tomita, Yu Nishiyama, Norihiro Koizumi, "Development of portable ultrasound guided physiological motion compensation device," Proc. of 2017 IEEE International Conference on Cyborg and Bionic Systems (CBS 2017), pp.243-247, Beijing, China, 2017.10.17-19.


質疑応答風景、右は大阪大学の金子真先生

全体記念写真

2017年9月10日日曜日

電気通信大学 平成29年度第1回オープンキャンパス ~Ⅱ類(融合系)模擬講義の様子がVideo UECで公開

電気通信大学 平成29年度第1回オープンキャンパス ~Ⅱ類(融合系)で行った模擬講義の様子がVideo UECで公開されました。

小泉憲裕, 医デジ化による超高精度な超音波診断・治療ロボットの開発-医療・バイオはあたらしいデジタルだ!-, 平成29年度第1回オープンキャンパス ~Ⅱ類(融合系), 電気通信大学調布キャンパス 講堂, 2017.7.16.

模擬講義風景

2017年9月1日金曜日

JSTイノベーションジャパン、新技術フェアへの出展

JSTイノベーションジャパン、新技術フェア(8月31、9月1日、東京ビッグサイト)に出展いたしました!多くの先生方、皆さまにわれわれのブースを訪れていただき、『医デジ化』の研究紹介を行なうことができましたこと、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
主催者のJSTの方々から、福田 喬学長、中野和司理事、電通大とコラボしているアイドルグループの仮面女子さん、米国陸軍少佐(技術担当)の方をはじめ、多方面より賜りました有益なご助言・ご指導・コメントの数々は今後のわれわれの研究・開発展開へと活かしてゆけるものと強く期待しております!また、本日、ご訪問いただいた方々との将来のコラボレーションも心待ちにしております!
引き続き大変お世話になりますが、ご助言・ご指導・お力添えをたまわりますよう、どうぞよろしくお願いもうしあげます。最後に今田様、小森様はじめ電気通信大学産学連携センターの皆さま、一生懸命研究内容を説明してくれた研究室のメンバー各位に厚く厚く、心よりのお礼と感謝を申し上げます。

小泉憲裕, ロボティック超音波診断・治療と『医デジ化』の推進, JSTフェア新技術説明会(超スマート社会), 東京ビッグサイト東4ホール JSTフェア内セミナー会場, 2017.8.31.

https://www.ij2017.com/

イノベーションジャパン2017で仮面女子が大学の最先端を取材!

新技術説明会での講演風景
出展風景その1

出展風景その2


2017年8月26日土曜日

医デジ化と特許ー先端医療をより多くの人にー(坂元辰哉先生によるご講演の第2弾)

電通大の社会人学生で弁理士の坂元辰哉先生に『医デジ化と特許ー先端医療をより多くの人にー(第2弾)』と題してご講演たまわりました!(第1弾の模様はこちら)今回は3時間かけてみっちりと、出願手続きから出願戦略について幅広く、特許権利化の最前線をご講演たまわりました!(3時間でもあっという間でしたが、、、)多くの質問にも丁寧にご回答たまわり、この場をお借りして厚く厚くお礼もうしあげます!

坂元辰哉先生によるご講演風景

写真は特許権の共有についてのひとコマ。大学と企業とが共同で出願した場合の日本と中国の違いについて(流ちょうな独自の中国語とともに条文をご紹介たまわり、場が大いに盛り上がりました!)。中国では特許共有者のだれかひとりであっても単独で、第3者に対して特許の実施を許諾することができるという一般許諾方式がある(得られた利益については山分けとなる)。

これに対して日本では現在のところ、第3者に対して特許の実施を許諾するためには共有者全員に同意を得る必要があり、第3者による特許実施のハードルが非常に高くなる。このためたとえば、共同研究先の企業が製品化を断念するとせっかく苦心して発明した特許であっても生かされることなくそのまま死蔵されてしまうケースも多くみられる。

中国の一般許諾方式は、上記のケースを踏まえて最近できた方式で、せっかく発明した特許を、死蔵特許として埋もれさせることなく積極的に有効活用しようとする観点からは、大変有効であり、今後の特許共有方式の主流となる可能性がある。われわれが企業と共同研究を進める際にも、共同研究契約を結ぶ際に、まずは検討する価値のある方式といえそうだ。

また、日本では人道上の理由から、医療行為は特許として認められないが、米国では認められることも大きな違いのひとつ。

https://www.iip.or.jp/publication/ronsyu_medical_patent.html