超高度に『医デジ化』された社会の実現

小泉 憲裕
(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 准教授)

2017年5月18日木曜日

電気通信大学 新技術説明会における講演

電気通信大学 新技術説明会において医療のデジタル化(医デジ化)についての講演を行ないました。通常数十名のところ、のべ450名もの参加があったとのことで、大変な盛況ぶりでした。新技術説明会の新記録を更新したとのことです。ご来場のみなさまと超強力な電通大の産学連携センターに感謝・感激まことにありがとうございます!!
「ロボットを使った超音波診断・治療システムの開発と『医デジ化(Me-DigIT)』の推進」
https://shingi.jst.go.jp/kob…/…/2017_uec/tech_property.html…
電気通信大学 大学院情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 准教授 小泉憲裕
 『医デジ化』という言葉を聞いたことがあるでしょうか?『医療技能の技術化・デジタル化』という概念の略称です。世界三大発明のひとつである『活版印刷術』が情報の複製(コピー)技術を生み出し、今日の情報革命につながったように、医師の世界観や医療技能をデジタル(なかでもロボット)技術をもちいて再現し、それをコピーすることによって、一部の専門家の間で閉じられた医療知識やノウハウ、スキルは一般に共有化され、医療における新たなイノベーションにつながります。