超高度に『医デジ化』された社会の実現

小泉 憲裕
(電気通信大学 大学院情報理工学研究科 准教授)

2016年9月8日木曜日

TAMA協会主催の講演会で医デジ化について講演

TAMA協会主催の講演会で『医デジ化』について講演いたします。
IoT(ロボット)×医療→イノベーション
で第4次産業革命を推進できればとおもいます。

IoT(ロボット)技術の発達により、医療機器は、今後ますますロボット化(われわれは、これを医デジ化と呼んでいます)してゆきます。本講演ではその一つとして、超音波診断・治療機器を取り上げ、医療機器のロボット化について一緒に考えてみたいとおもいます。

医デジ化により、世界中の誰もが、いつでもどこにいても質の高い医療を享受できるようになります。

よろしければぜひお越しいただき、ご助言、お力添えたまわりましたらと希望しております。

小泉

 TAMA協会は文部科学省の後援を得て「医療イノベーションフォーラム」を定期的に開催しています。平成28年度第3回目の「医療イノベーションフォーラム」を以下の要領で開催します。今回は、“IoT・ロボット技術の医療展開”を主たるテーマとして開催します。各位のご参加を期待します(ご案内が重複した際は、ご容赦願います)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1.日時:平成28年9月27日(火)16時30分~19時

2.場所:八王子先端技術センター「開発・交流プラザ」
          (JR八王子駅北口、TCビル・5階会議室)

3.講演1:新成長戦略と第4次産業革命
・講師:内閣官房 日本経済再生総合事務局
企画官 桑原 智隆氏
・概要:先ず、第4次産業革命による社会変革や新しい産業構造に向けて、安倍内閣が進める新成長戦略を俯瞰して頂きます。その後、IoT・ロボットの活用による第4次産業革命に向けた健康医療分野などのイノベ ーション、成長戦略の鍵となる「未来への投資」の加速の重要性などを説明して貰います。

4.講演2:医デジ化にもとづく医療診断・治療ロボットの開発
       ~医療・バイオはあたらしいデジタルだ!~
・講師:電気通信大学 大学院情報理工学研究科
准教授 小泉 憲裕氏
・概要:医療・バイオとIT(ロボット)技術の交差点にはきわめて大きな可能性が秘められているのではないかという期待は日々急速に高まり,膨らみ続けています。本講演では,医デジ化という独自の方法論にもとづいて医療支援システムを構築する方法について、超音波医療診断・治療ロボットを例に挙げて紹介していただきます。

5.講演3:非接触バイタルサイン計測技術による革新的な医用機器の実用化研究・開発
・講師: 電気通信大学 大学院情報理工学研究科
助教 孫 光鎬氏
・概要:人体に触れずにバイタルサインを計測する技術の開発がにわかに活になっています。その利点は, 患者への負担が少なく,無拘束・無意識などが挙げられます。本講演では,レーダーやサーモグラフィによるバイタルサイン計測技術を活用し,新感染症スクリーニングシステムの実用化研究・開発について紹介していただきます。

6.名刺交換会・情報交流会

●本フォーラムにご出席希望の方は、お手数ですが下記のFAXもしくは電子メールにて申し込みをお願いします。
  ・FAX :042-631-1124  松本
  ・電子メール:matsumoto@tamaweb.or.jp


桑原智隆企画官、久野美和子先生、松本浩造様と内閣府にて